O嬢の物語 (河出文庫)価格: 588円レビュー評価: 5.0 レビュー数:12 最近、この翻訳作業の大半が、故矢川澄子氏の手になるものという事実が判明した。すばらしい訳文である。著者が誰かということもずっと謎に包まれていたが、その問題も解決した今、改めてこの書の真の価値が問われる時代が来ていると思う。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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悪徳の栄え〈上〉 (河出文庫)価格: 693円レビュー評価: 4.0 レビュー数:8 私は澁澤龍彦の大ファンで、氏の作品(本書のような訳書も含め)はあらかた読みました。
ぜひタイトルや「サド」という名前に躊躇することなく、読んでほしいと思います。
・非常に読みやすいです。澁澤龍彦氏の訳の巧さが味わえます
・少しくどい哲学論議がありますが、この部分が本書の肝です。飛ばさないで読んで下さい
多くの人が思うほど、「大袈裟な」モノではないです。お気軽に読んでほしいと思います。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
エロティシズム (ちくま学芸文庫)価格: 1,575円レビュー評価: 5.0 レビュー数:9 予備知識がそれほどなくても、ほぼ理解できる本だと思う。現代思想の中でも分かりやすい方だ。たとえばハイデッガーとかは、先立つアリストテレスやデカルトやフッサールが頭に入ってないとどうしようもなかったりする。バタイユは自分からすすんでポルノ小説を著していたことからも分かるように、人間一般に共通の、ありふれたことを探求していったのであるわけで、だからといって楽な道だったのではないだろうが、「象牙の塔」で消滅したりしにくい成果を挙げられたのだろう。
実際、読むと身につまされたり思い当たるところがあったりするところがたくさんある。こういう読書はとても有意義だ。
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ソドム百二十日 (河出文庫)価格: 662円レビュー評価: 3.0 レビュー数:4 「ソドムの百二十日」は、佐藤春夫による完訳がある。
それを読んでしまった後だと、この澁澤訳は、ほんの冒頭部分が書かれているだけで、どうにも物足りない。
ぜひ、澁澤訳での完訳を読みたかったです。
なぜなら、「ソドムの百二十日」の素晴らしさは、この後の部分を読まないと分からないだろうから。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
夢のある部屋 (河出文庫)価格: 767円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 とても読みやすいエッセイで、澁澤氏の書斎を覗いているみたいな気分になります。
今まで読んでいた小説と、澁澤氏の写真から、イメージする、私の澁澤像が、より、くっきりしました。
鏡、人形、酒・・・鎌倉の書斎から、数々の幻想小説が、誕生したんだなと、故人を身近に感じる作品です。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
高丘親王航海記 (文春文庫)価格: 470円レビュー評価: 5.0 レビュー数:9 夢と現実のあわいを行き来しているうちに、一体どちらが夢でどちらが現実なのか分からなくなってくる、そうした味わいにするすると引き込まれてゆく連作短篇集。そこには、モーツァルトの20番以降の「ピアノ協奏曲」を彷彿させる調べがあり、自由の境地に遊ぶ清澄な美しさに魅了されました。
六十七歳というのに童子のように天真爛漫な御子(みこ)こと高丘親王が、数人の従者とともに天竺へと向かう道中の、不可思議な話を記したファンタジー。「そうれ、天竺まで飛んでゆけ。」の言葉をモチーフにして、夢のエッセンスのような幻想譚が展開されていくのですね。久しぶりに再読したのですが、これはやっぱり素敵な幻想綺譚 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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少女コレクション序説 (中公文庫)価格: 660円レビュー評価: 4.0 レビュー数:5 最初の処こそ、少女をコレクションすることとはとか、美少女の本質とはといった少女の美やエロチシズムに関する、確かに独創的で興味深い考察があるのだが、途中から、ディープかつ背信的ではあっても割にありふれた、文学、絵画、彫刻などにおける性愛論、官能論のようなものとなってしまっている。その方面における著者の博識や情熱は理解できるのであるが、あくまで少女コレクションという題材をもっと極めたい者としてはいささか騙された感じもする。
また、時代を考えればやむを得ないが、当時は主観や幻想的観念と対立、昇華できるものとしてはフロイト精神分析学くらいしかなかったが、それを真に受けた考察を大真面目に書 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ユリイカ 2007年8月号 特集=澁澤龍彦価格: 1,300円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 大学生の時、ミーハー心で澁澤さんに憧れを頂いていました。
でも、社会人になって、「今更、澁澤さんでもあるまい」と澁澤さんに憧れる気持ちを封印して暮らしておりました・・・
そんなある日、手に取ったのがこのユリイカです。
気がつけば、没後20年だったのですね・・・
こういう特集は、買ったものの、後悔することも多いのですが、この特集はものすごくよかった。
没後20年経っているからこそ、客観的に渋澤龍彦という人が論じられています。
渋澤龍彦という人は風貌も、発言もとにかく格好良いので、ミーハー的に惹かれる人も多い人 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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