ヴィタリー・ランボー―息子アルチュールへの愛価格:
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ヘンリー・ミラーに「黒い凶星」と呼ばれ、狭量で冷酷な女とされてきた詩人ランボーの母の真実。
19世紀後半、幼くして母に、若くして父に死なれ、夫と離別し、ただ1人で4人の子を育て、農園をきりもりしたヴィタリー。
彼女が、学校も仕事も放棄した放蕩息子のために払った犠牲は、さっして余りある。
息子のためにヴェルレーヌの妻とかけあい、「地獄の季節」の費用を出し、アフリカに膨大な本や工具を送る母。
あまりに強く愛し合う似通った母子は、近くにいると、傷つけ憎みさえする。
私は、この母が、ブリュッセル事件の前、ヴェルレーヌに書いた手紙を読み感動し
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